Q&A
浪費による借金でも利用できる?
特定調停は、債権者(キャッシング会社)が利息制限法に違反しているという事を逆手に取った方法なので、借金の原因は問題となりません。
結論は・・
浪費による借金であっても特定調停を利用することが出来ます。
法律の知識がなくても大丈夫?
特定調停では、調停委員が調停、交渉を進めるので、法律の知識がない方でも問題なく、手続きを進めることができます。
結論は・・
法律の知識がなくても問題ありません。
借入期間が短くても利用できる?
借入期間が最低でも3年程度ないと、ほとんど減額されません。借りている期間が3年未満の方は特定調停を行うメリットがほとんどありません。 逆に3年以上あれば2割から3割の減額が見込めます。借入期間がさらに長くなれば、それ以上の減額が見込めるでしょう。
結論は・・
利用できますが、メリットはほとんどありません。
自己破産したあとでも特定調停はできる?
自己破産をして免責を得ると、その後7年間は、ふたたび自己破産の申立をしても免責を得ることはできません。しかし、そのような場合でも特定調停をする上で、問題になる事はありません。
結論は・・
自己破産のあとでも特定調停は利用できます。
滞納した税金も特定調停の対象になる?
特定調停では、滞納している税金を減額する事はできません。 あくまでも対象は借金のみであり、利息制限法と出資法の矛盾をつくことで調停を成立させるのです。
結論は・・
税金は特定調停の対象になりません。
クレジットカードだけ特定調停の対象から外せる?
特定調停は、申立をする債権者を選ぶことができます。しかし、そうした場合には、申立てられた債権者からクレームがつくことが考えられ、調停の障害となることもあります。
結論は・・
クレジットカードだけ対象外にはできますが、そうしないほうがいいでしょう。
調停成立後、支払いが遅れた場合は?
調停の成立後には、業者は直接請求できるようになります。そのため、支払いが遅れた場合には、直接電話がくることになるのです。二度と債権者とは話をしたくないという方は、弁護士へ相談された方がいいかもしれません。
結論は・・
特定調停成立後は、債権者(業者)から直接連絡がくることになります。